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「生産性を上げる」とはどういうこと?


「生産性」という言葉は良く用いられていますが、製造業の用語だと誤解されていることが多いようです。
 生産性についての正確な定義はありませんが、われわれは下記のように考えます。


 @INPUTを減らす
INPUTにあたるものは、従業員、資金、部材、在庫、情報などでOUTPUTの源泉となります。
また、コストに直結するのもINPUTであり、「ムリ、ムダ、ムラ」を無くす意識改革が重要です。
情報についても、かつては限られたルートでしか有益な情報が得られませんでした。
今は逆に、ムダな情報が氾濫しているため、自社にとって価値ある情報だけを素早く得る、
情報フィルターの意識が重要です。

 AOUTPUTを増やす
OUTPUTにあたるものは、製品、サービスであり、結果的に売上となります。
INPUTに付加価値が与えられたものがOUTPUTに相当します。
品質、機能などもOUTPUTの一部と考えられます。

つまり、「生産性を上げる」には、INPUTを減らすか、OUTPUTを増やすか、
INPUTが増える以上にOUTPUTを増やすか、ということになります


これらは、目標指標としては

  • 製品の視点     =在庫回転率
  • 人件費の視点    =労働分配率
  • 株主資本の視点   =株主資本利益率(ROE)
など、自分でも財務諸表から比較的簡単に求められるものもあれば、VE(価値工学)、VA(価値分析)
のように専門的な指標もあります。


「標準化」の本質

よく
「標準化」といわれます。
「標準化」というと、基準を平均的なものに合わせるイメージがありますが、OUTPUTに「品質」を置く
ならば、高いレベルもしくは最高位を基準として標準化しなければ、製品、サービスの品質は上がりません。

また、製造ライン効率の生産性UPの標準化を目指すのなら、最高のコンディションに合わせて基準を
設けたうえで、意図的にライン負荷を多くかけ、問題点は徹底的な改善によって即座に解決することが
求められます。優秀な企業は大企業、中小企業に拘わらず、このような生産管理手法をとっている会社が
多いのです。

トヨタ方式のジャスト・イン・タイム方式やリーン生産などを、理屈や学問として理解していなくとも、この
標準化の意識さえあれば、下記についても試行錯誤のうえ、自社に最も適した生産ラインを開発できます。

  1. 製品や部品によって、流れ生産がよい場合と、作業者完結による「セル生産」がよい場合を考慮する
  2. それによってモノと人と器具・治具の流れ方を検討する(「重いモノは人や工具を動かし、軽いものはモノはモノを動かす」原則にはあまり囚われない)
  3. それによって、材料、部品、工具の置き場所や取り出し方を考慮する
  4. それによって、材料の購買方法、頻度を検討する
現場管理者のトップダウンではなかなかうまくいきません。作業者、パートを含めた品質改善サークルなどを
作って、楽しい雰囲気の中でゲーム的に行なうと、より現場のモチベーションも高まります。
これらは、作業効率のみならず、品質アップにも非常に効果があります。


いずれにしても、自社の進むべき方向に合致した「生産性」目標をみつけなければなりません。
必ず、数値目標を設定して、目標と実績(現状)のズレをいかに縮めるかに知恵を絞ってください。


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