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食物アレルギー、自己注射の壁

2006年10月30日

「あれ、首にじんましんが出てる」。放課後遊んでいた山崎卓也君(仮名)は、すぐに肌身離さずつけているウエストポーチから自己注射薬を取り出し、太ももに注射。十数分後、救急車で搬送された時にじんましんが広がっていたが、1年前の呼吸困難を伴なうアナフィラキシーショック症状による入院のような事態にはならなかった。症状は軽く、点滴を受けただけで帰宅できた。じんましんの原因は給食で食べたシューマイの皮に含まれていた小麦からの食物アレルギーであった。

使ったのはエピネフリンという薬の入ったペン型注射器。ペン先を太ももに押し付けると1.5cmの針が飛び出し、簡単に注射できます。2005年3月に食物アレルギーの治療薬として承認されました。保険の適用外で1本1万円〜2万円しますがいざという時に恐怖感から守ってくれ、場合によっては命を救います。医学学会でもアナフィラキシーショックに対して早期エピネフリン投与が不可欠と結論付けています。

しかし、ここに問題があります。子供だけでは自己注射を怖がったり、発作が出始めてぐったりしている時に「とても自分で打つ状態ではない」ためです。しかし、基本的にこの注射の行為を行なうことができるのは、医師以外では本人と家族だけ。緊急時では教職員が使用しても免責されることもありますが、何かあった場合の責任を回避するために、学校側が注射薬の預かりを拒否したり、持込み自体を断るケースも出ているようです。

(引用および参考:日本経済新聞 4月23日「医療」欄より)

【編集者のあとがき】

実際の運用面でのジレンマに頭を悩ますのは教師や保育士です。目の前で自己注射できずに苦しんでいる子供を放っておかなければならないからです。そこで、教師の使用は認めないが「補助行為」なら認めるという市区もでてきました。玉虫色の折衷案ですが、具体的には自己注射を行いやすいように励ましたり、手を支えてあげたりといったことだと思われます。

このようにご家族サイドと学校側では、考え方と実態について大きな開きがあります。学校側の、「万一注射のやり方やタイミンングを間違えて重大な事故につながったら大変」という主張も、全くわからないではありません。

喉頭軟化症の切開手術で、1時間おきに「たん」の吸引が必要なため、保育園の受け入れを拒否された5歳女児の青木鈴花ちゃんの裁判を思い出しました。子供には皆と平等に遊んで勉強ができる環境を受ける権利があります。事故のことを考えると、確かに、どこまでが学校で引き受けられるのかは難しい判断でしょう。日本は契約主義ではないので、学校と親とでリスクを含めた契約をするという習慣がありません。今後は市区町村で個別の判断ケースが相次ぐと思われますが、子供にとって幸せな環境が増えることを願います。それ以前に学校給食のリスクや情報開示がすすめば、事前に防ぐことができる確率が非常に高くなります。

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